日本酒問屋だからおすすめする子安裕樹の1本

日本酒問屋で働く子安裕樹が客観的におすすめする日本酒のブログです。

日本酒の可能性|日本酒問屋だからおすすめする子安裕樹の1本

日本酒の可能性は広がるばかりです。

本当に10年前までは、おじさんの大好物という感じでしたが、今では若い日本人もその良さを感じるようになりました。多くの飲食店でも、食事にあった日本酒が出され、その良さや可能性を感じる方が増えてきました。

また、世界でも日本酒が認められ、星野つくような世界のレストランも、日本酒にあうフレンチ、イタリアンなどに逆に挑戦しています。

発泡する日本酒は、シャンパンよりも高価なものも多く、フルーティーな日本酒はワインよりも重宝される時代が来ました。

この流れは、ようやく良いものが正当に評価されるようになっただけだと思っています。

確かに一升瓶って高いものは高いのですが、これだけのこだわりと品質があるものです。高いのが当然なのです。

長い時を経て、ようやくいいものが正当に評価される時代が来ると、今後予想されるのが入手困難になることです。

獺祭などは、既に一般の商品ですらまともに購入することが出来ない状態です。

田酒や黒龍、鳳凰美田なども同じような状況ですね。

子安裕樹としては、昔からこうした日本酒の可能性を感じて、こうした仕事をさせて頂いているわけなのですが、何とかもう少しだけ多くの人に行きわたって欲しいです。

そのためにも、ばかげたプレミアなどにならない程度の価格帯を蔵元が設定することが重要だと思います。

今の立場で、出来るだけ仕入れ先に意見をさせて頂き、より日本酒の未来が明るくなるように、少しでも協力出来れば幸いです。


日本酒の可能性|日本酒問屋だからおすすめする子安裕樹の1本